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模擬試験について  SHAM EXAM

トップページで、偏差値70を突破しようなどと書きましたが、実際には私は偏差値は大学合格にはあまり関係しないと考えているのです。事実、模試のE判定から、東大に合格したなどという書籍もいっぱい発売されていますし、そういう人の話もよく耳にします。これは話を面白おかしくするために、模試はE判定だったが合格したと誇張しているのではなく、事実がそうなのでしょう。私自身もそういう可能性は充分にありうると考えています。しかし例えば、偏差値40台から、京都大学や大阪大学などの旧帝大に合格するのはほとんど無理で、実際にはあるレベルを超えている人であれば、合格する可能性を秘めていると言うことができると思います。あるレベルというのは、偏差値が最低でも58以上ある人のことを言っています。偏差値が58以上あれば、あとは偏差値60でも、70でも、当日の試験の出来不出来によって、逆転する可能性は充分にあると考えています。ということで、最低ラインの目標としては、偏差値58以上ということになるでしょうか・・・
偏差値58に到達していれば、あとは各大学の過去問演習や、頻出分野の実践的な問題集で演習を積むことによって、当日の試験で逆転は可能だと思います。しかし、偏差値58程度でよいのならば、とりたててどういう勉強法が良いのかとか、どのような問題集をやれば良いのかなどという、勉強法に関する議論は無駄で、とりあえず、学校の勉強をしっかりとこなしていくか、定番と呼ばれる問題集あるいは参考書を、ごく普通にやっていれば、さほど難しい目標でもないでしょう。従いまして特にここではどうしても偏差値70以上がほしい人に対してのみ対象として議論を進めていくことにします。
まず、最も手っ取り早いのが、河合塾の模試なら河合塾の、駿台の模試なら駿台の模擬試験の過去問を入手するということです。模試の過去問は、その予備校に通学している人であれば、チューターなどに頼めば、普通に見せてもらうことができると思いますし、もし見せてもらえない場合や、その予備校に通学していない場合などには、yahooオークションで、「河合塾 模試」などというキーワードで検索しみると、値段は高めですが売られていると思います。特に河合塾の模試などについては、模試終了後に学校の先生などを対象として、試験の結果分析と、模試の問題と解答の過去問のDVDを簡単に入手できるようになっていたと思います。
模擬試験の過去問を、過去5年間分ぐらいやってみれば、その模試のおおよその傾向はつかめると思いますし、また模擬試験当日の時間配分的なものとしても、模試の難易度が大体わかっているので、落ち着いて解答できるかと思います。模試の過去問の傾向をつかむことに、あまり意義を感じられない方も中にはいらっしゃるかもわかりませんが、そもそも模擬試験というのは、入試で大切なところにポイントを絞って作成されているので、模試の過去問を5年間分ほどやってみるというのは、重要ポイントの整理という意味でも、入試のための勉強の一環として位置ずけることができるのではないでしょうか・・特に河合塾の全統マーク模試や全統記述模試などの平均的な模擬試験であれば、典型的な型にはまったパターン問題を完全に習得していさえすれば偏差値70を超えることは原理上、可能だと思います。そういう意味では平均的な模擬試験では入試問題の典型的な解法パターンがマスターできているかどうかを試されているといっても過言ではないでしょう。従いまして模試の過去問をやってみるという勉強法は入試に頻出の重要ポイントの整理と典型的な解法パターンの習得にもってこいなのです。そして解法パターンを完全にマスターすることこそが、偏差値70を突破するための鍵となりうるのです。つまり模試の過去問を5年間分やてみるというのは、非常に効率の良い受験勉強の中核となりうるのです。
これを読んでいる皆さんがどういう姿勢で、模擬試験に臨まれているかは分かりかねますが、模擬試験というのは、結果が返ってきて、偏差値と合格判定を見て、はい終わりというのでは、まったく模擬試験の意味をなさないのです。帰ってきた答案と、模範解答を見て、どこで間違えたのか、どういう風に考えれば解答することができたのかなど、模試の結果が返ってきてから復習することによって、初めて模試としての価値が出てくるのです。よく耳にすることだとは思いますが、模試は受けっぱなしにするのではなく、結果が返ってきてから、復習することこそが最も大切なことなのです。そういう意味でも、前述しました、模試の過去問をyahooオークションなどで入手して、過去5年間分ほどを解いてみるという作業も、立派な受験勉強になると私は思うのです。
さてここまでは、模擬試験に対する即効薬的な過去問の意義について書いてきました。過去問が入手できない場合や、どうしても模試の過去問を解いて、模試の傾向をつかむことに抵抗がある方は、実力で偏差値70を突破することを目指すほかありません。その場合には、まず言えることは、他人と同じような勉強をしているだけでは、偏差値70を突破することは無理ということを肝に銘じておくべくです。例えば、数学では代表的な定番の参考書として、数研出版の「青チャート」が挙げられますが、この青チャートの例題だけを解くなどして、模試に臨んでみても、多分ですが、偏差値70突破は難しい状況にあるのではないでしょうか?なぜなら、青チャートの例題を解くぐらいのことなら、少しできる生徒ならすでにやっているので、他人と同じレベルぐらいにしかなれないということなのです。青チャートをやるなら、例題の下にある練習問題や、章末問題もやるとか、青チャート以外にも自分の核となる問題集を作っておくとか、何らかの他人より秀でている部分を持っていないと、偏差値70突破は難しいということなのです。
さてそれでは具体的にどういう問題集をやれば良いのかという、各論になりますが、それに関しては「勉強法」のところをご覧ください。少し長くなりましたが、模擬試験に対する私の考え方について説明させていただきました。


以下に私が読んだ大学受験の勉強法に関する書籍を挙げておきます。どれも良くできた本なので、気に入った本から読んでみるといいでしょう。特に、受験研究家でありまた精神科医である和田秀樹先生の本は、勉強法に関するバイブル的存在ですので、一度読んでみることをお勧めします。

●新受験勉強入門 参考書ファイル(大学受験合格請負シリーズ)(ブックマン社)和田秀樹著
●和田式要領勉強術  数学は暗記だ!ー受かる青チャートの使い方(大学受験合格請負シリーズ)(ブックマン社)和 田秀樹著
●新・受験技法:東大合格の極意(新評論)和田秀樹著
●新・受験技法 医学部合格の極意<<国公立編>>(新評論)和田秀樹著
●新・受験技法 医学部合格の極意<<私立編>>(新評論)和田秀樹著
●赤本の使い方(大学受験合格請負シリーズ)(ブックマン社)和田秀樹著
●難関大学も怖くない 受験は要領ーたとえば数学は解かずに解答を暗記せよ(PHP研究所)和田秀樹著
●受験は要領 テクニック編「参考書は何をどう使うか」から、効率のいい勉強法・生活儒まで(PHP研究所)和田秀樹著
●受験は要領ー偏差値秀才をゴボウ抜き!難関大学への合格続々!(PHP研究所)和田秀樹著
●世界一わかりやすい東大受験完全攻略法(双葉社)石井大地著
●世界一わかりやすい東大受験攻略法基礎力養成講座(双葉社)石井大地著
●世界一わかりやすい東大受験攻略法入試直前テクニック!(双葉社)石井大地著 
●東大合格・最新メソッドー開成トップ・理3現役生による(幻冬社)石井大地著
●東大生が教える今まで誰も教えてくれなかった本当の東大入試完全攻略法(エール出版社)(杉原洋紀著)
●偏差値29からの東大合格(中央公論新社)杉山奈津子著
●再受験生が教える医学部最短攻略法(エール出版社)荒川英輔著
●医学部再受験 成功する人・ダメな人(エール出版社)荒川英輔著
●ゼロから始める医学部受験(エール出版社)赤城総一著
●きっとあなたも成功する 医学部再受験(エール出版社)西尾安人著
●脱多浪・国立大医学部合格への道(エール出版社)西川史枝著
●大学受験の教科書 はじめの一歩編(エール出版社)上雲晴著
●大学受験の教科書(エール出版社)上雲晴著
●大学受験の教科書ー実証された飛躍 解となる勉強法(エール出版社)上雲晴著
●学年ビリから東大・医学部・早慶に合格する法(エール出版社)新宮竹虎著
●独学で国立大医学部に合格する勉強法(エール出版社)島本啓輔著
●独りで学ぶ 医学部受験の科目別勉強法(エール出版社)島本啓輔著
●医学部全員合格 1年で偏差値を20上げた驚異の勉強法(エール出版社)坂口寅之助著
●親と子の最新大学受験情報講座(ディスカバー・トゥエンティ―ワン)天竜仁志ら著

最後に、和田秀樹先生の受験勉強法に関するDVD講座がありますので、それを紹介しておきます。
「受験の方程式」http://estore-cart.com/juken-houteishiki/